真性包茎と何が違うの？カントン包茎の手術の価格はいくらなのか

包茎手術の価格はそれぞれの症状で大きく違います。
これは、利用する手術によって価格差があるからです。
また、利用するクリニックでも価格差は存在しますのでそれらの比較が不可欠になります。
このようなばらつきが存在するのは、包茎への考え方が異なるからに他なりません。
特に、カントン包茎はデリケートな問題です。
症状が軽いと問題がありませんが、重症化すると患部が壊死するリスクも生じます。
リスクに合わせて治療法も異なりますので、価格にも違いが生まれます。
まずは、このようなカントン包茎の事情をきちんと知ることから始めなくてはいけません。

真性包茎とカントン包茎の原因と症状の違い

医学的な観点から、その状態を改善するべきだと考えられているものに真性包茎とカントン包茎が存在します。
真性は、完全に包皮が被ってしまっている状態のことです。
男性は、子どもの時代には亀頭を守るために包皮が完全に覆っている状態にあります。
しかし、成長期を経ると体が大きくなり、それとともに陰茎も巨大化していきますので、勃起をすれば自然と亀頭が露出する程度にまで成長します。
しかし、遺伝や体質的な理由で勃起をしても亀頭が表に出てこない状態になってしまうことがあるのです。
このような状態を大人まで継続していることを、真性包茎といいます。
子どもであれば問題ありませんが、大人でもこのような状況になっているのが大きな問題です。
一方で、カントン包茎は亀頭を露出させることは可能ですが、肝心の包皮口がとても小さいことに課題がある症状です。
カントン包茎になると、包皮の小ささから亀頭を常に圧迫しますのでその部分が結果的に締め付けられる状態になります。
一度締めつけられた状態が作られると、元の状態に戻らなくなる可能性もあります。
重症化すると、男性機能に大きな支障が生じます。
そのため、これらは治療の必要性があると判断されるのです。

手術と保険の適用の有無を比較しよう

真性包茎とカントン包茎は、手術内容とその価格に違いが存在します。
まず、真性もカントンも状況に応じて保険適用を受けられる可能性があります。
特に、真性の方は緊急性が高いので保険適用の確率が高く、手術をするときの価格にその分がきちんと加味されます。
一方で、カントン包茎の場合は条件を整えないと保険を適用できないという側面が存在します。
手術内容にもよりますが、料金を自分で負担しなくてはいけないことも多いので、注意が必要です。
ただ、こういった保険適用の有無があったとしても単純な価格差ではカントン包茎の手術費用の方が小さくなることが多いです。
一般的に、カントン包茎の費用は10万円から20万円前後になります。
カントン包茎の治療費にバラツキがあるのは、重症度に応じて必要な手術内容が異なるからです。
真性の場合は、全体を覆っている包皮を改善することに力を入れれば問題ありませんので、平均価格はだいたい20万円前後で推移しています。
ところが、カントン包茎は軽い症状の場合は深刻に考える必要はなく対処も難しくありません。
安ければ10万円以下で利用することも可能なので、これらの違いはとても重要なポイントです。

価格にアフターケアも含めているかが重要

包茎手術では、その場の治療費だけではなくアフターサービスを考慮した価格設定になっているかが非常に重要です。
これに関しては、真性包茎もカントン包茎も同様です。
元々、包茎手術は男性器に大きな負担を強いるものです。
確かに、手術を行っているときは痛みを感じることなく進めていくことが可能です。
これを、治療を行うときにきちんと麻酔などの処置を行ってくれるからです。
鎮痛剤や鎮静剤を用いることによって、痛みそのものを完全になくしながら手術を進めていくことも可能です。
しかし、そのときに痛みを抑えられるのはあくまでも薬の効果が存在するからに他なりません。
その効果が無くなってしまうと、当然痛みが襲ってきます。
実際に、カントン包茎の場合は手術後に強烈な痛みが生じることがありますので、そのための対策として痛み止めの処方を行ってもらうのが一般的です。
そして、こういったアフターケアの態度はクリニックによって大きく違います。
安い価格設定になっている場合、このアフターサービスが含まれていないケースもあるので注意をしなくてはいけません。
優秀なクリニックでは、再診が可能であったり24時間で対応してくれるので価格面を考慮しても非常に信用できます。

まとめ

真性包茎とカントン包茎の手術の違いは、そのまま価格面に影響を与えます。
一般的に、両者ともに治療の必要性があると判断される症状に違いはありません。
しかし、包茎という分類であっても症状の深刻度は全く違います。
同じカントン包茎であっても、重症度のリスクが大きいときには価格は大きくなりますし、保険適用ができるかどうかも異なってきます。
また、アフターサービスを価格に含めているかどうかも重要です。
たとえ手術の価格が安かったとしても、その後のケアに力を入れていないと良好な結果を期待できません。
ですから、総合的に判断してより効率的な医療サービスを利用することが大切です。